コンポストは庭の終わりの始まり②可燃ゴミが20Lから10Lになった話

夏です。

北海道では7月前半、雨の日が続きました。
蝦夷梅雨でしょうか。

庭では落ち葉がほとんどなくなり、コンポストに入れるものは雑草と生ごみが中心になってきました。

夏のコンポストの様子 ~雨と雑草との戦い~

雑草の中には、コンポストの中でそのまま根を伸ばす強者もいて、見かけたら都度取り除いています。
本当は生命力が強すぎる雑草は入れない方がよいのですが(コンポストの栄養を吸ってしまう)、雑草取りをしながら分別するのは面倒くさく(ズボラ)全部まとめて入れてしまっております。

すると、またあの少し水っぽい匂いがしてきました。
(水っぽい匂いについて書いている記事はこちら
雨が続いたのと、生の雑草を大量に投入したからだと思います。

水分を少し飛ばそうと、コンポストをよーくかき混ぜて、晴れた日にフタを開けておきました。
何日か晴れの日が続き、コンポストの中は一気に熱を帯び、水っぽい匂いはなくなりました。

コンポストの力が強くなると、雑草も少しずつ分解され、堆肥への道を歩み始めます。
生命力の強い方が勝つ。
自然界のルールは、とてもシンプルです。

コンポストの分解力に驚く

コンポストの力が強くなると、生ごみはあっという間に分解されます。
卵の殻や柑橘類の皮は翌日も残っていますが、野菜くずは影も形もありません。
「分解される」というより、「溶けている」感覚に近い。

始めた頃は、少しでも分解を早めようと野菜くずを細かく切って入れていたのですが、今はそのまま。
その方が楽ですから(ズボラPart2)。

庭の天使ミミズ

我が家のコンポストは庭に置いてあるので、虫をあまり気にしなくて済みます。
気にしないどころか、いないと困る!
生ごみを細かくして、菌たちが分解しやすいように手伝ってくれる相棒です。
虫がいるから生ごみを細かくする私の手間が省けていると言えます。

そしてそしてある日、奥までかき混ぜてみるとミミズを見つけました。
僥倖!僥倖です!

深いところで暮らしているから色が薄いのでしょうか。
普段見かけるミミズより色が薄い。
白に近いです。

私は普段から、ミミズは「庭の天使」だと思っています。
庭が天国なら、良い土を作ってくれるミミズは天使。
首のあたりにある輪っかも、私には天使の輪に見えます。

だからコンポストでミミズを見つけた時は、
「やったー!!」
と本気で喜びました。

「我がコンポストは神に祝福されているっ!」
大げさかもしれませんが、そんな気持ちになったのです。

暮らしの変化 ~可燃ゴミが半分になったよ~

コンポストを始めて、一番驚いた変化があります。
それは、可燃ゴミが減ったことです。

我が家の可燃ゴミは、20Lの袋にいつもパンパン。
高齢者と中年しか住んでいない家なのに、どうしてこんなにゴミが出るのでしょうか…。
ゴミステーションに並ぶ我が家のゴミ袋は、いつも一番大きい。
まるでサンタクロースの袋です。

でも、コンポストを始めてからは、生ごみのほとんどが土へ還るようになりました。
20Lだった可燃ゴミが、今では10Lで十分。半分です。

ゴミ袋が小さくなっただけで、ゴミ出しも楽になりました。
毎週のことだから、この変化は意外と大きい。

ゴミの運命を変える

生ごみを可燃ゴミの袋へ入れてしまえば、それは処理場で処分される「ゴミ」になります。
でも、コンポストへ入れれば、やがて堆肥になります。

私がやっていることは、とても単純。
生ごみを入れて、時々かき混ぜるだけ。

それだけなのに、たったそれだけのことなのに。
虫や菌たちが分解してくれて土に還る。

捨てる場所が変わるだけでこの違い。
これはもう「変わる」ではなく「化ける」です。
まるで化学の実験をしているようで、とても楽しい!
私は、この「ちょっとしたきっかけ」で物事が変わる瞬間が好きです。

何もしなければ、何も起きません。
でも、ほんの少し動いてみる。
自分では想像もしなかった変化が始まる。

「終わり」だと思っていたものが、「始まり」になる。
だから私は、コンポストが好きなのだと思います。

次回は、コンポストを続ける中で起きた失敗やトラブルについて書いてみようと思います。
失敗もまた、面白いのですよ!

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